従業員が連続勤務12ヶ月以上となった場合、法定年休を取得することができます。この従業員の「連続勤務12ヶ月以上」とは、「自社、他社を問わず過去に連続勤務12ヶ月以上」と解釈されています。
法定年休の日数
法定年休の日数は従業員の累計勤続期間に基づき計算します。累計勤続期間とは、「他社と自社における勤務の累計期間」であり、具体的には以下の通りです。
累計勤続期間 |
法定年休日数 |
1年以上10年未満 |
5日 |
10年以上20年未満 |
10日 |
満20年以上 |
15日 |
上記の累計勤続期間は人事ファイルの記載、社会 保険納付記録、労働契約又はその他法律効力のある証明をもって確定できます。
未消化分への対応
会社に年休の手配責任があります。未消化の場合、会社は当該従業員の1日当りの給与収入の300%を法定年休の給与報酬として支給しなければなりません。1日当たりの給与収入は、法定年休報酬支給日12ヶ月間の平均月給(残業手当を除く)を21.75で割った金額です。
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