法的根拠
- 中国政府の「外国人在中国就業管理規定」
就業条件:18歳以上とされていますが、上限は規定されていません。
- 上海市政府の『『「外国人在中国就業管理規定」の貫徹に関する若干意見』の公布に関する通知』
就業許可証の申請条件: 男性は18歳~60歳、女性は18歳~55歳までと規定されています。
*外国企業の駐在員事務所勤務については特に年齢制限はありません。
特別措置
上海で規定された年齢を過ぎた外国人が就業許可を経てZビザが取れる可能性があるのは、
① 余人には替えがたい専門的な資格(技術士、建築士、公認会計士、弁護士等)を有する、
② 現地法人の出資者であり董事長である、
などの場合で、いずれも上海の労働部門へ状況説明をして就業許可を得られることもあります。
実際の状況
実際に、各地で規定された年齢を過ぎた外国人が延長申請であれ、新規申請であれ、現地法人で働く就業許可を得ることは一般的には、大変難しい状況です。
外国人就業許可証が取れない場合は、当然のことですがZビザも取れません。どうしても中国に来て業務を行う必要があれば、日本においてFビザを申請取得して訪中し、日本からの出張業務として業務を行うほかありません。 |