夫婦の婚姻関係の存続期間中に取得した以下の財産は、夫婦の共同所有とします。

1. 給料、賞与
   
   
2. 生産、経営による収益
   
   
3. 知的財産権による収益
   
   
4. 相続や贈与による所得財産(但し、一方のみ指定された相続や贈与財産は除く)
   
   
5. その他共同所有する財産

　夫婦は共同所有する財産に対し、平等な処理権を有します。

　下記のいずれかに該当する場合、夫婦の一方の個人財産とします。

1. 一方の結婚前の財産
   
   
2. 一方が身体傷害により得た医療費、障害者生活補助費等
   
   
3. 遺言書や贈与書に一方の財産と明確に指定した財産
   
   
4. 一方専用の生活用品
   
   
5. その他の一方に属するべき財産  

　上述から離婚の際、共有財産は半分半分、個人財産はそれぞれに分与されます。